睡眠時間を1日8時間と考えると、人間の障害睡眠時間は合計で28年にもなると言われています。
それだけ人生の中で膨大な時間を費やすなら、QOLを高めるためにもベッドの寝心地も追及したほうがいいでしょう。
睡眠の質を上げてぐっすり眠れるようにすれば、翌朝も心身ともにすっきりした状態で快適に起きることができますし、疲労回復や精神の安定を図る上でも有効です。
それでは、QOLを高めるうえでどのような点に着目してベッド選びをすればいいのでしょうか。
ベッドフレームとマットレスに注目して選ぶのが重要です。
まず、理想の寝心地には個人差があるので、自分に合ったマットレスの硬さはどれくらいなのか把握しましょう。
硬いほうがいいのか、逆にソフトで寝る時に体が沈み込むほうがいいのか、人によってバラバラです。
次に、機能性に重視するのも、寝心地のいいベッドを探すうえで大切です。
腰痛や肩こりの持病がある人は体圧分散機能のあるマットレスの方が体への負担が和らぎます。
通気性がいいものや、抗菌や防ダニ加工されているものだと、アレルギー体質の方も安心です。
ベッドフレームに注目して選ぶときには、圧迫感の少ないフロアベッドや、通気性がいい脚付きベッドなどがいいでしょう。